【無料】おすすめの副業~公開中~

自宅にて車いす利用~外出時の段差による介助方法~

車いす段差の介助方法 介護関係記

みなさんこんにちは。

to continue ~私らしい介護を見つける旅~こと”YUKIE”(@tck_yukie)です。

このサイトは1日でも多くどんな形でも介護に携わりたい…
そんな想いから始めたblogです。

今回は【自宅にて車いす利用~外出時の段差による介助方法~】についてお話していきます。

自宅で車いすを使用していても、外出したいことってありますよね。

外出したくても、家の外に段差があって介助方法がわからずに外出できない・・・

外出したのはいいけど、曖昧な介助方法で転倒してしまってせっかくの楽しい日が辛い日になってしまった。

そんな思いは避けたいですね。

さっそく車いすに乗っている方をどのようにして家の外へ出られるのか!?

ご夫婦と娘さんの3人暮らしを例にして、3つの介助方法をご紹介します。

普段車いすを使用していて、ベッドから外に出るまでに4段~6段の段差がある場合

介助方法その1

1.車いすを階段の下へ先に持って降りる
2.利用者さんの上肢と下肢側で介助をして階段を下りていきます。
3.車いすに座ります。
4.自宅へ戻ったら先に利用者さんをベッドへ連れていきます。
 その後車いすを持っていきます。

※この方法は利用者様と介助者両方の負担が大きくなってしまう方法になります。

介助方法その2

スロープを利用します。

スロープを利用するときに二人介助者がいますので、車いすを押さない人は下りるときに車いすのブレーキ役となり、昇るときにアシスト役になると車いすを押している人の介助量が軽減されてよりスムーズに介助することができます。

※介助方法1より介助量は負担の軽減となりますが、車いすを押す力が必要となってきます。

介助方法その3

スロープを利用しますが、今回は電動車いすを使用します。

電動車いすを使用することで自動に下りるときは電動車いすがブレーキがかかったような下り方でゆっくりと下りることができます。

昇るときはアシストの役割を果たしてくれるので負担なく昇ることができます。

※介助方法2より介助量の負担が減り一人でも介助をすることが可能になってきます。しかし、金銭的な部分で負担がかかってくるため、介護保険制度を上手に利用しましょう!(スロープも介護保険制度でレンタルすルことが可能です)

補足 介護保険でのレンタルについて

福祉用具貸与・販売サービスは、介護保険制度の居宅サービスの一つとして位置付けられています。原則レンタル支給ですが、再利用に心理的抵抗感が伴うもの、使用により形態・品質が変化するものは「特定福祉用具」として販売対象になります。

要介護度によって使用できる種目に制限がありますのでご注意下さい。

http://www.zfssk.com/kaigo/index.html

どうしてもスロープが使えないやスロープ借りれない場合などは、介助方法1を取るしかないのですが、こちらは抱えるという介助方法になるため、両者ともに負担がかかりリスクもありますので、介助方法2・3をおすすめします。

以上が車いす利用している利用者様のベッドから外出されるときに使用する段差の介助方法になります。

ストップ!!!

ここで再確認ポイント!

移乗だけでなくその前後に使用する車いすのチェックや車いすの操作方法など、この機会に再度確認しておきましょう。

車いすの移乗時・使用時にチェックする3つのポイント

車いすの点検するポイント

点検する項目
ブレーキ(ブレーキがしっかりされるか・ブレーキカバーなど破れはないか)
車輪(車輪の割れなどないか・スムーズに作動するか)
フットサポート(作動するか・割れていないか)
タイヤの空気(タイヤの空気が入っているか・パンクしてないか)
座面(座面が汚れたり破れたりしていないか)

車いす移乗時のポイント

車いす移乗した際は必ず座っている姿勢の確認をしましょう。

確認を怠ってしまうことで事故につながってしまう可能性がありますので、必ず確認を行いましょう。

・座りが浅くないか
・傾いていない
・真っすぐ向いているか

車いすの走行時のポイント

車いすの走行方法をしっかり理解しておくことで車いすがより安全かつスムーズに動き事故防止へとつながります。

一番の注意点は、使用時以外は必ずブレーキをかけることを徹底してください。

ブレーキをかけ忘れていることで事故につながる恐れがありますので必ずブレーキをしましょう。

坂や砂利道の車いす走行

坂や砂利道の移動では基本的には後ろ向きで進みます。

坂道⇒落ちる感覚をなくすため
砂利道⇒タイヤが埋まらずに走行できるため

段差での車いす走行

段差での移動介助方法は言葉よりも動画の方がわかりやすいため、以下の動画を参考にするとわかりやすいです。

介護技術#21 車椅子での移動介助(段差、スロープでの昇降編)【介助方法】【日本福祉アカデミー】

段差の介助方法+車いす使用時のチェックポイントの見直しを行いました。

これで安心して外出に行くことができ楽しい外出となります。

介助方法はこれだけではないので別の機会に紹介したいと思います。

楽しい時間をお過ごしください。

タイトルとURLをコピーしました